朝からキャベツ、たっぷりいただきましょう。

みずみずしい若草色は、
寒さがやわらぎ春へと向かう季節ならではの恵みです。

「朝は苦手、ちょっとでも長く寝ていたい。朝から料理なんてとんでもない」
と、時間ギリギリに飛び起きて、
缶コーヒーだけで仕事や学校に行っていた誰かさん。

「目覚ましクッキング」にトライしてみませんか。

一人暮らしなら、
半分にカットされたものを買って、
3日くらいで食べきりましょう。

栄養を丸ごといただきたいから、ジャジャッと炒めて、
召し上がれ。

キャベツのあっさり炒め
【1】大きな手の平くらいのキャベツ2枚（約100g）を食べやすい大きさにちぎる。芯のところは薄く包丁で切る
【2】フライパンを火にかけ、油を少々入れたところにキャベツを入れる
【3】2～3分炒める。
【4】油が全体にからみ緑がさえてきたら軽く塩・コショウでできあがり

油はお好みのものでいいですよ。
ごま油だと風味アップ！

火を通すとかさが減って食べやすくなるので、
この倍くらいはいけますね。

シャキシャキの歯ざわりもうまみだから、
くたくたになるまで炒めないでね。

せっかくキッチンに立ったのだから、
ついでに豚のうすぎり肉（50gぐらい）をさっとゆでましょう。

・めんつゆをからめる
・ゆでた肉をキャベツにのせて、ドレッシングをかける

豚を茹でるのが面倒だったら、ベーコンとキャベツを炒めるだけでも美味しい。

前の晩にちぎったキャベツをフライパンに入れておけば、
朝時間の短縮になって、またまた余裕です。

★ひとくちメモ★
近くのスーパーの入り口そばに「地元野菜」のコーナーがあります。
近郊の農家さんが毎日もってくるのでしょうか。
トマト、レタス、大根…、畑から駆けつけたのかな、
土をつけたままの小松菜も。
たまにお買い得品もあるので、ちょっと寄ってみてください。

春キャベツの旬：3月〜5月（今回はこちらを使いました）
冬キャベツの旬：1月～3月

キャベツの栄養
・胃腸の調子を整えるキャベジン（ビタミンU）
・ビタミンC、食物繊維
・熱や水に溶けだしてしまう栄養素があるので、生で食べる・煮汁ごと食べるのもおすすめ。